日本だけでなく中米ハイチも喜びに沸いているという。
先月26日にテニスの全豪オープン女子シングルス決勝を制した大坂なおみ選手の父親が、ハイチ出身だからだ。
大坂選手は大阪生まれのアメリカ育ち。
日米の二つの国籍を持つが、今大会は日本登録で出場した。
彼女の天真爛漫な振る舞いは国を代表する気負いを感じさせない。
かつて記者会見でこう語っている「私は自分のアイデンティティーについて深く考えていません。私は私です」。
日本は”均質的な社会”と言われる。
「日本人」というと皆が同じような髪や肌の色・言語であるのが「当たり前」と思いがち。
だが、その「当たり前」が時に、民族・文化の異なる人との間に不要な”壁”をつくり、誤解や偏見を生んではいまいか。
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