116回目のマンチェスター・ダービー。
お互いCLグループステージを勝って中3日。
シティーは6-0の圧倒的な試合。
マフレス等、新しい選手がフィットしてきた。
ユナイテッドはマルシャルが好調。
ワイドに開いたところから中への侵入の仕方であったり、自分の形をもってプレイできている。
シュートも上手い。
状況に応じて内にも外にも蹴り分ける。
得点も取っている。
シティー、左SBスタメンはメンディー。
このチームで唯一安定していないポジションだ。
ユナイテッドとしてはやはりここが狙い目だろう。
ユナイテッドはポグバがケガのため欠場。
代わりにフェライニが入る。
ケガから戻ったルカクはベンチスタート。
一部ではケガではなくウエイトオーバーなんて噂もあるが。。
先日のユベントス戦ではこのルカクの穴にサンチェスが入った。
個人的にはサンチェス良かったと思ったが、今日はラッシュフォードがスタメン。
ラッシュフォードはデビュー時期は良かったがそれ以降あまり良いところを見ていない。
シュート精度が高いわけでもないし、若さ故なのか戦術理解度も高いとは言えない。
自分がボールを取られても追わないし、若いのにあまりハードワークできない。
正直、使う理由が分からない。
ユナイテッドはダビド・シルバに持たせたくない。
エレイラがほぼマンツーマンで付く。
そしてベルナルド・シルバ。
デ・ブライネがケガで離れている間、好調を維持し存在感を魅せている。
まさに”時間と空間を操る左足”
プレースタイル含め個人的にも好きな選手。
ここにも警戒が必要だろう。
自分たちの守備のところから攻撃に結び付けたい。
そして両監督の対決にも注目したい。
これまで21試合でグアルディオラ9勝、モウリーニョ5勝。
以前ほどのバチバチ感は無いが因縁めいたものはある。
何れにしても今最も注目される名将同士の対決と言っても過言ではないだろう。
試合は、立ち上がりは予想通りシティーが支配する。
12分、ダビド・シルバがバイタルで持って左サイドのスターリングを走らせる。
スターリングのクロスをファーのベルナルド・シルバが折り返し、ダビド・シルバがゴール。
1-0、シティー先制。
この時点でのシティーのポゼッションは86%。
2列目でダビド・シルバとベルナルド・シルバが流動的に入れ代わり翻弄させる。
そのダビド・シルバに付いているエレイラが狙われボールを奪われるシーンが度々あった。
雑になっているというよりは、ダビド・シルバのマークで精一杯という感じ。
前半は1-0で折り返す。
ユナイテッドのヤル気を感じるシーンもあったが、そのヤル気を裏返す形で早々に点を取ったところが素晴らしかった。
その後ユナイテッドは守備を調整し、そのままの点差で前半は終わった。
前半のポゼッションはシティー70%。
後半、ユナイテッドは攻め方、守備の仕方をどう調整するか。
一方、相手の出方を見て動くのがシティー。
後半早々48分、中盤でアグエロがリンガードの不意をつきスティール。
そのままマフレスとワンツーで走り抜けゴール。
2-0、シティー追加点。
57分、たまらずルカク投入。
フェライニと併せて高さを使いたい。
その直後58分、ゴール前に走り込んだルカクがキーパー・エデルソンに倒されPK。
それを好調マルシャルがしっかり決め、2-1。
後半に入り、マフレスが度々ルーク・ショーの侵入を許してしまい危ないシーンがあった。
フォローに入りカバーしたフェルナンジーニョがマフレスに強めに声を掛けていた。
シティー、すぐさま修正。
67分、マフレス→サネ
スターリングがマフレスの右に入り左にサネ。
73分、
エレイラ→マタ
ラッシュフォード→サンチェス
2枚代え。
モウリーニョ勝負に出る。
75分、アグエロ→ギュンドアン
前線を1枚減らし中盤を厚くする。
最終ラインの集中力は高い。
そして86分、ベルナルド・シルバの絶妙なクロスに交代で入ったギュンドアンが頭で合わせて、3-1。
マティッチ、集中力が切れたのかマークを外してしまった。
完全に見失ってギュンドアンはフリーになっていた。
ゲームはこのまま3-1で終了。
ユナイテッドは交代から一つ流れを変えたところもあったが、上手い守備をしようとすればするほどシティーにやられてしまった。
一方シティーは集中力を保ちイニシアチブを持ち続けた。
ダビド・シルバ、ベルナルド・シルバ、スターリングの3人が代わる代わるバイタルからボール持って侵入する。
守る方は大変だろう。
しっかりシステムを持って対応しないと波状に来る攻撃にやられてしまう。
そしてアンカー・フェルナンジーニョの戦術理解度の高さ。
攻守にわたり、ビルドアップに効いている。
全く代えが効かない選手だ。
やはり現時点ではシティーが頭一つ抜けている。
止められる可能性があるとすればリヴァプール以外ないだろう。
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