「一人が10人の確かな同士をつくれば歴史は動く」
一人が10人の確かな同士をつくれば歴史は動く こう信じて実践した偉人に吉田松陰がいる。 160年前に処刑されたが、遺志を継いだ弟子たちが日本の夜明けを開いた。 彼が松下村塾を始めたのは27歳。 塾といっても…
一人が10人の確かな同士をつくれば歴史は動く こう信じて実践した偉人に吉田松陰がいる。 160年前に処刑されたが、遺志を継いだ弟子たちが日本の夜明けを開いた。 彼が松下村塾を始めたのは27歳。 塾といっても…
幼児教育や高等教育の無償化が進められている。 19世紀のフランスでも教育の無償化を訴えた政治家がいた。 文豪ビクトル・ユゴーだ。 議員としても活躍した彼は、貧困を根絶するには教育改革が欠かせないと主張。 初…
先住民族といえば、米国はインディアン、豪州はアボリジニ、北極圏はイヌイット。 では、日本は? 国として初めて「アイヌ」の人々を正式に先住民族と位置付けたアイヌ新法が19日に成立した。 民族の誇りを尊重し、差…
絵本作家の中川李枝子氏は「世界の児童文学の傑作を読むほどに、そこに登場する子供たちに私は惹かれました」と語る。 海賊と戦うジム少年、アルプスの少女ハイジ…… 終戦の時、9歳だった氏は…
宮崎県延岡市を流れる友内川の堤防で、マガモやヒドリガモなどの渡り鳥が餌を探す姿を目にするようになった。 間も無くシベリアなど繁殖地への「北帰行」が始まる。 渡り鳥といえば「ヒマラヤ越え」で知られるアネハヅル…
作家の井上靖氏は幼い頃、凧揚げが苦手だった。 激しく回転しながら田んぼに落ちる凧を見るたび 「絶望感が田圃に突き刺さった」と述懐する。 凧揚げの思い出は、作家人生にも通じるものがあったようだ。 風に乗って揚…
進化論を提唱した生物学者・ダーウィンが生誕して、先月で210周年。 彼が主著『種の起源』を出版したのは、50歳の年だった。 出版された日に売り切れるほど、反響は大きかった。 だが進化論は聖書の教えに反するこ…
30年ほど前、歌手のアグネス・チャンさんが、アメリカの大学で学んでいた時のこと。 授業で「家族のあり方」が議論のテーマになった。 理想の家族像を問われたアグネスさんが、「父親と母親がいて、子供が何人かいるというのが基本型…
「動物の中で笑うものは人だけである」とは、哲人アリストテレスの言葉。 実際はチンパンジーなどの類人猿も笑うとされるが、「ほほ笑み」から「苦笑い」そして「大笑い」まで表現の幅を広く持つのは、やはり人間ならではと言っていい。…
指揮者の小澤征爾さんは若い音楽家と一緒に、2002年と05年に岩手県の各地で演奏会を開いた。 会場はコンサートホールではなく、学校や福祉施設などだった。 日頃、生演奏を聴く機会の少ない地域へ自分達から出向き、入場無料で開…
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