球団史上初のリーグ3連覇を果たし
日本一を目指す広島カープ。
低迷続きだった同球団がなぜ強くなったのか。
前監督・野村謙二郎氏の功績を挙げる人は多い。
現役時代は2000本安打を放ち、
脚光を浴びた同氏だが監督になると大違い。
それまでの知識や経験が通じない。
だから壁にぶつかるたびにプライドを捨て、
自分の常識を捨てた。
思いをぶつけるのではなく、
選手一人一人の力を引き出すことに徹した。
強いチームに進化した時、
一番進化したのは自分だった。
氏は言う。
「どんな逆境下でも、どんな年齢でも、人間は変わっていくことができる」
……それが「監督人生で学んだ一番大きな財産」
誰しも自分一人では、
なかなか変われない。
”過去の成功”へのこだわりが、
”未来の成長”を妨げている場合もある。
ゆえに、何でも語らい、互いを高め合う仲間の連帯が大切だ。
時代も環境も動く。
”今までこうだった”というマンネリは通用しない。
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