プロ野球のセ・リーグ3連覇を果たした広島東洋カープ。
その躍進を陰で支えた一人が、
スカウト統括部長の苑田聡彦(そのだとしひこ)氏である。
発掘した選手たちがレギュラーに育ち、
”15年連続Bクラス”のチームは常勝軍団に変わった。
彼は全国のグラウンドを連日訪れ、
若い選手の”何気ない所作”から大成の素質を見抜く。
元メジャーリーガー・黒田博樹投手は
打たれた時に「目つき」が鋭くなる。
野村祐輔投手は
練習後に必ず「走り込み」をしていたという。
なぜ選手の素質を見抜けるのか。
苑田氏は言う。
「スカウトはひとりの青年の人生を背負っている。
だからこそ、
本当に完全燃焼できる人間を
プロ野球界の世界に導かねばならない」
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