【ツール・ド・フランス2019】第2ステージ

出典:Cycling Weekly
サイクルロードレース

第2ステージは27kmのチーム・タイムトライアル。

第1出走は、この日のステージ優勝候補最右翼、チーム・イネオス。

パリでのマイヨ・ジョーヌ大本命を2人抱える英国軍が、いきなり好タイムをマークする。

出典:Eurosport

全22チーム中の21チームがゴールし、未だトップタイムはチーム・イネオス。

残るは1チームのみ。

最終走者ユンボ・ヴィスマがスタート。

昨日の第1ステージでミラクルを起こしたテウニッセン、個人タイムトライアルで4度の世界チャンピオンに輝いたトニー・マルティンが強力な牽引力をみせ、第1計測地点で2位以下に早くも11秒差をつけた。

更に第2計測地点で14秒。

黄色い列車は更に加速を続け、フィニッシュでは20秒とリードを広げ、圧勝でトップタイムをマークした。

出典:Reuters UK

マイク・テウニッセンは2日連続でステージ勝利とマイヨ・ジョーヌ。

ユンボ・ヴィスマ快進撃。

 

個人的にはグルパマ・FDJの結果が良かったと思う。

ティボー・ピノはTTが苦手なだけに、この日はロスを最小限に抑えたかったはずだ。

近年、グルパマFDJはラピエールとの共同研究から機材面で改善され、TTが良くなっているという。

まさにそんな結果になった。

ピノはレース後、「結果に満足している」と語っていた。

今年は現地でも期待されているだけに、上手くまとめたと言っていいだろう。

明日以降もティボー・ピノに期待したい。