第2ステージは27kmのチーム・タイムトライアル。
第1出走は、この日のステージ優勝候補最右翼、チーム・イネオス。
パリでのマイヨ・ジョーヌ大本命を2人抱える英国軍が、いきなり好タイムをマークする。
全22チーム中の21チームがゴールし、未だトップタイムはチーム・イネオス。
残るは1チームのみ。
最終走者ユンボ・ヴィスマがスタート。
昨日の第1ステージでミラクルを起こしたテウニッセン、個人タイムトライアルで4度の世界チャンピオンに輝いたトニー・マルティンが強力な牽引力をみせ、第1計測地点で2位以下に早くも11秒差をつけた。
更に第2計測地点で14秒。
黄色い列車は更に加速を続け、フィニッシュでは20秒とリードを広げ、圧勝でトップタイムをマークした。
マイク・テウニッセンは2日連続でステージ勝利とマイヨ・ジョーヌ。
ユンボ・ヴィスマ快進撃。
個人的にはグルパマ・FDJの結果が良かったと思う。
ティボー・ピノはTTが苦手なだけに、この日はロスを最小限に抑えたかったはずだ。
近年、グルパマFDJはラピエールとの共同研究から機材面で改善され、TTが良くなっているという。
まさにそんな結果になった。
ピノはレース後、「結果に満足している」と語っていた。
今年は現地でも期待されているだけに、上手くまとめたと言っていいだろう。
明日以降もティボー・ピノに期待したい。
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