UCL GS 第3節 バルセロナ – インテル

欧州サッカー

開始前の話題はやはりメッシ不在の件だろう。

先日のセビージャとの首位攻防戦で右腕を骨折。

全治3週間だという。

もちろん今週末のクラシコはメッシ無しで戦わなければならない。

先日のセビージャに続きこのインテル戦、週末のクラシコと連戦ハードな試合が続く。

対するインテルも連戦難しい試合が続く。

先日のミラノダービー、このバルサ戦、週末にはラツィオ戦が控えている。

お互いにタイトなスケジュールの中、ターンオーバーし難い状況だろう。

試合は、やはりバルサがボールをポゼッション。

インテルもこの辺は想定内だろう。

しかし32分、

速いパス回しから右サイドのスアレスにボールがわたり高精度なクロスが入る。

そこに今日メッシの代わりに入ったラフィーニャが合わせゴール。

”ティキ・タカ”を彷彿とさせるようなバルサらしい攻撃だった。

スアレスのラストパスは本当に素晴らしかった。

前半はバルサが69%とボールをポゼッションした。

 

後半に入るとインテルがペースアップ。

しかし中盤でアルトゥールがしっかり効いていた。

なんかチャビっぽいというか、少しチャビとかぶるような動きだった。

最近のアルトゥールは本当に良い仕事をしている。

そして83分、

交代で入ったビダルが敵陣でインターセプト。

それを繋いで崩してジョルディ・アルバのゴール。

ラキティッチのラストパスが良かった。

本当にこの人も何でも出来る。

中盤でパス回しの起点になったり、自ら走って相手を引きつけたり、ミドルだって決められる。

選手を入れ替えなくてもいろんな戦術が取れる。

監督は重宝しているだろう。

結果は2-0でバルサの勝利。

ホームでしっかり勝ち点を取った。

メッシがいれば、やはりみんなメッシを見るからそこにボールが集まり攻撃の起点となる。

しかしメッシ不在のこの試合は、スアレス、コウチーニョがうまく動き、しっかり仕事をしていたと思う。

特にスアレスはゴールを狙うだけのストライカーではなく、チャンスを作ってしっかり攻撃の起点になっていた。

改めて色々できる選手だった。

メッシ不在の戦い方でしっかり2-0で勝てたのだから、チームとしては良い経験値になり新しいパターンというか引き出しを見出せのかもしれない。

新しいバルサを見たような気がした。